MOGU モグピヨ
- 中素材
- 形状
- 感触
- 長さ
- 通気性



兵庫県の山奥のとある場所。
大自然に囲まれた一角にMOGUの製造工場があります。
毎日毎日、パウダービーズがたっぷり入った「MOGU」たちが、ここからたくさん生まれ、そして全国各地に出荷されています。
そんなある日のこと。
「MOGU」を次から次へと作っている途中、1粒のパウダービーズが床にこぼれ落ちてしまいました。
パウダービーズは1粒が直径0.5mmと小さいため、一度こぼれ落ちてしまうと、なかなか見つけてもらうことができません。
こぼれ落ちてしまったパウダービーズは、心の底から叫びました。
「おーい、落ちたよ。僕はここにいるよ、拾ってくださいー」
しかし、その叫びはMOGUの製造工場で働くスタッフには届きませんでした。
「おーい、おーい」
その叫びは無情にも、工場内の機械音と季節外れの強風による隙間風の音にかき消され、誰にも届きません。 ふと、辺りを見渡すと、床にこぼれ落ちた、パウダービーズたちが何個か集まっていました。
「きみたちも、こぼれ落ちてしまったの?」
「そうだよ、ここにいるパウダービーズは先週こぼれ落ちてしまった落第生だよ。俺たちはただ運が悪かっただけなんだ。もう俺たちは、もう製品として活躍することはできない。このままゴミとして捨てられるのがオチなんだよ」
「僕はこのまま製品にならず、ゴミになってしまうなんて、そんなの絶対にイヤだー」
「でもそれが現実だ。俺たちの力だけじゃ、どうにもならないんだ」
そんなとき、工場の隙間から大風が吹き込み、僕たちパウダービーズが舞い上がりました。
「わーー」
気がつくと、工場の外まで飛ばされ、工場に隣接する森に舞い降りました。
「あー、もうこのままじゃー工場に戻れない。見つけてもらうこともできない」
パウダービーズは、どうすることもできず、ただただその場に立ちすくむしかありませでした。
「それでも、夢を諦めてはいない」
立派な製品になるという夢も、お客さまに買ってもらって大切にしてもらうという夢も、まだ夢を諦めてはいませんでした。
「きっといつか夢が叶う」
パウダービーズは、ただ空を見上げるだけの毎日。 時にはお日様に当たり、時には雨に打たれ、時には風に飛ばされ、来る日も来る日も、自然の摂理に身を任せて生活を送るしかありませんでした。
そうこうしているうちに、なんと体がだんだん黄色く変色し、膨れてきたのです。
「ムクムクムク」
そのうち、どんどん膨れあがり、0.5mmだった身長がなんと39cmまで成長してしまい、もうパウダーなビーズじゃなくなってしまったではありませんか。
ふと見渡すと、周りには工場から風で飛ばされた仲間たちもたくさん。みんな39cmまで成長していました。
「ピヨピヨピヨ」
そして、さらには小さいながらも足も生えてきました。
「この足でもう一度、工場に帰ろう」
周りにいた仲間を引き連れて、コツコツと歩き、生まれ故郷である工場に向い、ようやく工場に戻ると、そこには見覚えのある工場長がいました。
工場長は、僕たちを不思議そうに見つめ、そしてうれしそうに抱きしめてくれた。
「そんなにギュっとしたら痛いよー」
もちろん他の工場スタッフの人も、みんな「かわいい」と声を掛けてくれ、暖かく迎え入れたのです。
お日様に照らされた黄色い体と、小さく生えた足から、工場長が僕のことを「モグピヨ」と命名してくれました。
そして、ようやく僕たちは、製品として日の目を見ることになったのです。
お客さまに買ってもらって大切にしてもらうという夢を残して。
めでたしめでたし




モグピヨにカラフルなお友達が登場!


商品概要 | |
商品名 | MOGU(モグ) モグピヨ |
詰め物 | パウダービーズ(R)(発泡ポリスチレン) |
カバー素材 | ナイロン85%、ポリウレタン15% |
サイズ | 約 39cm×20cm×高さ22cm |
カラー | イエロー、ピンク、グリーン、ターコイズブルー |
仕 様 | ロックファスナーは付いていません。 |
製 造 | ビーズの充填・最終加工/日本製、側生地/中国製 |
当店のモグピヨは、100羽に1羽の確率で
"足がハートマーク"になった
『幸せのモグピヨ』が紛れ込んでいます♪
【151-000059-13】
【mogu-yellow-ye】